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お知らせ

頌栄短期大学 2026年度以降の学生募集停止のお知らせ

 日頃より学校法人頌栄保育学院へのご協力とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。
 このたび、学校法人頌栄保育学院は2026年度以降の頌栄短期大学の学生募集停止を、2024年12月19日開催の理事会において決定いたしました。
 頌栄短期大学は、キリスト教主義幼稚園設立のため来日したアメリカ人宣教師A.Lハウにより1889年、頌栄保姆伝習所として開学しました。以来135年にわたり、約9,000名の卒業生を輩出し、地域の保育・幼児教育を支え、保育者養成の業を通して建学の精神に示されている「広く神と人とに仕える」歩みを続けてまいりました。現存する日本最古のキリスト教主義保育者養成機関として、本学の使命と役割は大変重要であったと認識しております。
 一方、少子化の加速、保育の志望者減少、四年制大学志向の高まりなどによって入学者の定員割れが続くなか、短大存続、保育者養成の事業を継続するために様々な可能性を模索し、今後のありかたを検討してまいりました。その結果、2025年度入学生を最後に、募集停止という苦渋の決断に至りました。
 在学生、卒業生、ご家族・保証人、本学をめざす受験生、本学の教育活動にご理解いただいている高等学校、そして共に保育を担ってくださった関係者のみなさま、ご支援くださった地域のみなさま方へ果たすべき責任を考えますと、大変心苦しく断腸の思いです。
 もちろん、2025年度入学生ならびに在学生に対する教育活動、進路支援等につきましては、これまで同様に誠実に、熱意を持って全力を尽くします。また卒業後の各種証明書の発行をはじめとする諸対応および頌栄短期大学同窓会の活動についても、支障のない体制を整えてまいります。
さらに、頌栄保育学院には保姆伝習所と同年に開園した頌栄幼稚園がございます。この幼稚園事業を柱として、キリスト教主義に立ち、創設者A.L.ハウが信奉したフレーベルの教育理念を土台とした頌栄の保育を継承し、充実、発展させていくとともに、保育者支援の拠点としての役割を担う存在であり続けたいと願っています。 
 これまでの頌栄短期大学の教育研究活動へのご支援に御礼申し上げますとともに、この度の決定にご理解賜り、今後とも学院の歩みのためにお祈りくださいますようお願いいたします。

2024年12月20日
学校法人頌栄保育学院 理事長・院長 相澤 弘典
頌栄短期大学 学長 関田 良

※本件に関しましてのご質問を、Q&A形式でまとめております。
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