保育科の実習
実習で、知識と技術、
こころを育てる。
頌栄では保育の現場を体験し
生きた知識として身につける実習を重視。
幼稚園、保育所(園)、福祉施設における2年間で
実習を通して実践力を高めます。
頌栄の実習 4つのポイント
01
独自の教育・保育基礎実習
本格的な実習に入る前に、系列の幼稚園と認定こども園で行う 「 教育・保育基礎実習」は頌栄オリジナルプログラム。子どもはどんな話や行動をして、保育者はどう応えるのか。観察して記録することで、子どもを観る目を養います。自分が保育にたずさわる際のイメ ージづくりにもつながります。
02
先輩がいるから安心して臨める
実習先は系列の幼稚園、認定こども園と長年の伝統で関係を培ってきた多くの協力施設。大勢の卒業生が働いているので安心して実習に取り組めます。また、1年次と2年次で同じ保育所(園)で実習を経験できるのも頌栄ならでは。自分自身の確実な成長を実感できることでしょう。
03
実習前・実習後もしっかり指導
実習前には授業と個別指導を通じて、子どもを理解する視点、実習記録・指導案の書き方、実習に参加する心構えなどを徹底的に指導。万全の態勢で実習に臨めるようにします。実習中、実習後も一人ひとりのケ ースに応じたきめ細やかなサポートを実施。実習経験を確かなスキルに変えていきます。
04
絵本、パネルシアターなどを
貸し出せる図書館のサポート
図書館には絵本や紙芝居、視聴覚教材をはじめ、指導案や教材づくりの資料となる書籍などが豊富に揃っています。すべて実習に役立つよう、自由に貸出を行っています。
student voice
子どもの好奇心やポジティブ思考に
ふれることで自分も変わりました。
長い実習を乗り越えるために、大学の事前指導が大きな力となりました。指導案の書き方や、挨拶、立ち居振る舞いなど、実習生してのあり方を事前に身につけることができ、戸惑うことなく現場で活かせたのです。発達や年齢に合った運動遊びや歌唱指導を学べたのも役に立ちました。実習の日々で印象に残っているのは、ある幼稚園で子どもから「先生が先生になって戻ってくるのを待っているね!」とギュッと抱きつかれたこと。保護者の方から「この子、先生のことをいつも話しているんですよ」と言っていただいたことも。子どもたちがくれた思い出は全部、宝物です。
実習スケジュール
2年間で最大7回の「実習」を経験。
幼稚園・保育所・施設で
バランスよく学びます。
頌栄独自のプログラムである系列園での教育・保育基礎実習に始まる「実習」は、2年間で計最大7回、幼稚園、保育所(園)、福祉施設での「実習」を体験します。
実習前に、演習科目と個別指導を通じて、現場で役立つ知識と技術、マナーをしっかり身につけて現場に臨めるのも頌栄ならではです。
1年次
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9月・10月・11月・12月
教育・保育基礎実習(学内観察実習)【9回】
1年後期に隣接する幼稚園で5回、系列認定こども園で4回、保育現場を観察します。毎回記録をつけて添削を受けることで、子どもを観る目を養います。
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1月
保育実習 I a【保育所 2週間】
公立・私立保育所(園)へ。保育士の職務内容を体験的に学ぶとともに、指導案づくりと実習記録の書き方を習得します。
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2月・3月
保育実習 Ib【施設 10日間】
児童養護施設、乳児院、一時保護所、障害児者の入所・通所施設などに分かれて実習を行います。
2年次
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4月
春季教育実習【幼稚園1週間】
新年度開始時期の子どもたちの活動、幼稚園教諭の役割、環境を学びます。保育所(園)とのちがいも理解します。
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5月
保育実習 II【保育所2週間】
保育実習Iaと同じ保育所(園)での実習です。前回の反省と課題を踏まえ、子どもたちとさらに深く関わることをめざします。
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8月
施設実践演習【施設 10日間】※選択科目
福祉施設での就職を希望していたり、福祉施設での学びを深めたいと考えていたりする学生のための施設実習です。
学生が教員と相談しながら実習先を決定します。 -
9月・10月
秋季教育実習【幼稚園3週間】
これまで学んだ知識や技術の総まとめを行う実習です。運動会など秋の行事にも参加し、保育者としての実践力を高めます。