教育理念・建学の精神
キリスト教精神のもと
豊かなこころを持つ保育のプロを
育てたい
まっさらの心に、無邪気な笑顔。子どもたちは、磨くほどに輝きをます宝石です。
しなやかな感性と限りない可能性を伸ばし、より輝かせるには、まわりの大人の深い愛情と理解が何より大切なのです。保育者に求められるのは、子どもたちの気持ちを全身で受け止める大きな心。
頌栄短期大学は、人間としての成長をめざし、キリスト教の愛の精神をベースにフレーベルの保育理念を持って、子どもたちとともに歩みながら心を育てる高い理想を有した保育者を育成しています。
建学の精神
わたしたち頌栄は、「神をわれらの主とあがめ、神の子イエス・キリストをわれらの救い主とする信仰に立ち、創設者アニー・L・ハウがもっとも信奉されたフレーベルの教育理念を幼児の保育に生かした教育・研究・実践を通して、広く神と人とに仕えること」を建学の精神としています。
頌栄短期大学は、1889年アメリカン・ボードの教育宣教師アニー・L・ハウによって開設された現存する日本最古の保育者養成校から始まりました。頌栄とはGLORYの訳で、神の栄光をほめたたえるという意味です。子どもに仕える保育の業が、神の栄光を現すものであるようにとの祈りが込められた名称です。
こども こころ そだてる
創立以来130年以上にわたり受け継がれてきた「頌栄のこころ」と、創設者A.L.ハウが最も大切にした「魂の保育」を学内外に積極的に発信することを願うスクールモットーです。「こども」「こころ」「そだてる」という言葉が、一人ひとりの学びや経験のうちに結びつきながら豊かにイメージされ、子どもたちの希望を生み出す保育の志となっていくことを願います。
また、以下の学院聖句を象徴するものでもあります。
子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。 神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。 子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはで きない。そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。
(マルコによる福音書10章13〜16節より)
創立者
A.L.ハウのご紹介
教育宣教師、A.L.ハウ。神戸の地に近代的な幼児保育を願った人々の求めにこたえ、頌栄を創立しました。頌栄とはGloryと訳され、神の栄光をほめたたえるとの意味です。幼児に仕える保育の業が、神の栄光を現わすものであるようにとの祈りが込められた名前です。
主に望みをおく人は新たな力を得、
鷲のように翼を張って上る。
走っても弱ることなく、歩いても疲れない。 (旧約聖書イザヤ書40章31節)
これは、ハウが大切にした聖書の言葉です。頌栄はキリスト教を土台とし、保育者養成の使命を担ってまいりました。ハウは言います、「教育の目的は、生命の充溢です」と。いのち満つる世界を、共に作ってまいりましょう。
チャペルアワー礼拝奨励集「頌栄のこころ-第30集-」
頌栄のこころ [PDF]目指す学生像
- 子どもを愛し、
一人ひとりの思いを大切にする人 - 主体的に学び成長を重ね、
変化する社会に応じて発信する人 - 相互理解の輪を広げ、
自分らしく輝ける人